福岡県立大学は、福岡県田川市にある公立大学である。人間社会学部と看護学部の2学部を擁する西日本では数少ない公立福祉系総合大学として、保健・医療・福祉の分野において先駆的役割を果たしている。大学院には、人間社会学研究科と看護学研究科があり、社会人もキャリア形成の一助として、また生涯学習の機会として学びやすい環境が整えられている。また福岡県立大学は、地域に根ざした教育・研究を実践しており、福岡県内の高校生を対象にした学校推薦型選抜も行っている。人間社会学部には、公共社会学科、社会福祉学科、人間形成学科、総合人間社会コースがあり、幅広い教養ある職業人育成を目指す。人々が相互に結びつき、健康で安定した生きがいのある生活が送れる「高度福祉社会」の実現に向けて、地域社会との連携を深める諸活動を行っている。また看護学部では、学術的な幅広い知識を兼ね備えた看護専門職者の育成を目指す。社会や対象が抱えている健康上の問題の本質を多角的視点から思考・判断し、多職種と協働し、諸課題に対し適切な看護が選択できるよう、看護師コース、保健師サブコース、養護教諭サブコースにて学ぶ。
先に紹介したとおり、福岡県立大学の学校推薦型選抜には、県内枠がある。人間社会学部は全国枠が14に対して県内枠が26、また看護学部は全国枠が10に対して県内枠が20ある。福岡県内の高校生は是非そのチャンスを活かしていきたい。人間社会学部には90分の小論文と90分の英語がある(リスニングを含む)。一方、看護学部は120分の小論文がある。その中には英語も一部含まれる。英語の資格・検定試験スコアがあると加点されるが、英語力国際指標CEFRの「B1」レベル以上を満たす者に5点を加点する。英検2級を目標に高校3年生になる前までに取っておくと、小論文対策もスムーズにいくだろう。
大学受験のTGだからこそできる県大合格作戦
大学受験のTGでは、福岡県立大学に必要な英語と小論文の対策を、それぞれ90分しっかり取って指導や添削、演習を行っている。また例年受験生・合格者も多いことから、福岡県立大学の過去問及びその対策まで熟知している。大学受験のTGでまず英検2級合格をきっかけに英語力を伸ばし、そして小論文対策に移れば合格は盤石だ。